浮気な結婚

昔から、もっぱらラジオはAMなのですが、
AMの魅力とは。
普段なら聴けない人だとかの話、思いがけない話に出会えるのが魅力と思います。
今日もよくわからず聴いてて最終的にそれは、南こうせつさんのラジオだったのですが
そのゲストにきていた女性のお話がおもしろく聞き入ってしまいました。
江戸時代の「結婚」というのは、今よりもっともっと超・現実的なもので、
恋と結婚は全くもって別のものであり、
結婚というのは家族をつくっていくこと。台所(なんだっけ?商売?)を切り盛りしていくこと。
たとえば「恋愛結婚」、恋愛から結婚だなんて?
ちゃんちゃらおかしい。あー、そんな甘いもんではないですよ。
という認識。
だから恋愛結婚のことは「浮気な結婚」と呼ばれ、
例えばそれを言う時、「でも女房は年上でしっかりしてるんですよ」などと
言い訳してしまうようなバツの悪いものだったらしい。
そいでもって、
「結婚」と「恋愛」は別ということがはっきりしており、
「恋」とは外でするものだったようです。
逢引は、馴染みの本屋の二階だとか、茶屋、
そして手紙で相手に待ち合わせ場所を伝える。
「手紙を届けてくれるひとは読んだりしなかったんですかねー?」
というこうせつさんの質問には
読まないのが大人というもので、こっそり読んだとしても
それは自分の心に止めて、
あそこのだれだれは・・なんて、口外しないんですよ、
それが大人の社会の決まり事です。

あー素敵ではないか。
大人ってそういうものですよね、
そういう大人の世界。


こうせつさんが
「恋は外でする、だから江戸時代とか心中とか流行っていたんですかね?」
と聞くと、
「でもそれは実は(心中の一番の理由は)「お金」なんですよ。
よく読んでみると、「お金」に困ってるのがわかるんです」
という答えに
こうせつさん「えー!」とがっかり?しておられました。






夜道。
街灯の無い山道を
気分よくびゅんびゅんぐるぐる運転してて
ぐるぐると窓をあけた。(手動です)
なんだかわかんない夏の香りが風にのって
ずーっとついてくる。
くんくんとかぎながら
真っ暗で2m先しか見えない道を
何も迷うことなくハンドルを右に左にきっていく自分を
不思議だなぁ・・と思いつつ
そんな中聴こえてくるAMラジオの声。
おもわずそのラジオの人に「あんがとねん:;」と
なんだかわかんないけど言いたくなってしまうのです。
(怖い話は即座に消します、でもラジオの人は大抵わかってらっしゃる)
AMラジオは、わたしの夜道と早朝の友でございます。











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2012年07月24日 Posted byYUMI at 23:59 │わたしの雑談